警察官が取り調べ相手の妻に性的関係強要

京都府警の警察官が事件で知り合った女性に性的な関係を強要したとして、夫が損害賠償を求める訴えを起こしました。

訴状によりますと、京都市に住む男性(50代)は3年前、自身が起こした刑事事件の取り調べで京都府警山科警察署の警察官(40代)と知り合い、同郷だったことなどから、家族について相談をするなど、親しくなりました。しかし去年4月、警察官は男性の妻(30代)に連絡を取って二人きりで会うよう迫ると、車の中で無理やり体を触るなどし、後日、「夫にばれたらやばいやろ」などと言って京都市内のホテルに連れ込み、性的な関係を持ったということです。

妻はその後、精神状態が不安定になり、男性は今月、警察官に800万円の損害賠償を求める訴えを京都地裁に起こしました。男性は、提訴後の会見で、「腹立たしい、言葉にしようと思うとそれしか出てきません」と話しました。

京都府警は、警察官を本部長訓戒の処分にし、取材に対しては、「民事事件のためコメントできない」としています。朝日放送0721

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